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マル虫絵日記

イラストレーター マルヤマ ジュンのブログ

ナガハマカエルグミ

先週の滋賀県長浜市への訪問のことです。


琵琶湖のすぐ近くである長浜は、まちの至る所に水路があり、今なお水の流れる清らかな音とともに清流が存在しています。
長浜駅周辺の市街地は歴史的な街並みを守りながらも現代に合わせて手を加えたりして、商店街と合わせて元気に健在しています。

歴史的な事や、第3セクターの黒壁によるまちづくりの事などは、多くの文献にあるので省略しますが、歴史的な街並み保存を行っているさまざまなまちに比べ、長浜は守り続ける事と生活し続ける事を常に模索し、バランス良く発展してきたように感じました。


特に、まちを歩くと、色々な場所で水路に出会う事になり、路地の先がひらけると水のせせらぎが聞こえるという、とても心地よい空間構成をしています。

また、そうした水路が生活に密着しているため、建物も水路との関わりの中で、形や間取りが出来上がっているようでした。

水路へ降りて、野菜を洗ったり、水を汲んだり、そのきれいな水路の先ではアユがキラキラと泳いでいたり。
暮らしの中に水がある事で、とても魅力的な場所が多く存在しています。


さて、そんな長浜のまちづくりに、これから僕も関わっていきます。
僕は、長浜に住んでいるわけでも歴史に詳しいわけでもないのですが、外からの目線として長浜の魅力や今後の方向性についてアイデアなど出しながら、真剣にまちと向き合っていきたいと思います。
そんな意味も込めて、ナガハマカエルグミを作りました。カエルは長浜の友人が住む安藤家でのイベントからヒントを得ています。
長浜では多くの家庭に焼き物のカエルがあるのです。
長浜を変える、長浜に帰る、長浜のまちの魅力を買えるなど、カエルを通じて、今後どんな展開になっていくか楽しみです。
もちろん、変えない変えさせない大切な事もたくさんありますが。
そんな訳で、さっそくキャラクターも描いてみました。

いざ、カエル。