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マル虫絵日記

イラストレーター マルヤマ ジュンのブログ

大掃除

誕生日の前の日に、お寿司を嫁さんと食べた僕です。


さて、先週の日曜日、行徳にある古い古い木造の建物(なんでも江戸時代から建っているものだそう)の大掃除をするイベントをしました。
大掃除をした建物の持ち主さんは、その建物の裏に自宅を別に持っており、ここ数十年建物は物置のように利用されていました。それまでは下駄屋さんとして使っていたこともあり、入口から土間を通り、板の間の作業部屋や奥の畳の住まいや台所、便所など職住混合の建物となっています。


10月に行った行徳の建物見学ツアーでその事を知った僕ら行徳小普請組(地元建設業の)は、建物の持ち主さんとお話し、我々で大掃除をして建物をきれいにするので、3月25日(日)に行われる「寺のまち回遊展」というまちづくりイベントで建物を使わせていただきたいとお願いしました。
そのところ、持ち主さんも快く了解いただき、今回の大掃除イベントを行うことが出来ました。




僕は前日から行徳での用事があったので、日曜日は行徳のスーパーホテルから大掃除する建物に行きました。
行徳街道沿いにあるこの建物は外壁も下見板張りで、下見板をとめる押し縁が3尺間隔でつけられています。この3尺間隔は古い建物の特徴だそうで、とてもめずらしいものです。そんなに古くない場合は1.5尺間隔が多いです。



その建物を朝から、行徳小普請組や地元住民、民家再生協会の方、市川支所の方などと力を合わせてワイワイにぎやかに大掃除しました。
また、地元の腕の良い大工さんにも来ていただき、建物の壊れた部分を補修していただきました。

さすがは大工さんです、ササッと戸袋や小庇をきれいに直してくださいました。
我々は中の荷物を奥に運び、床をほうきやぞうきんできれいにしていきました。

丸一日、みんなで大掃除をしたおかげで、入口の土間やその横の板の間、台所や真ん中の板の間、2階の小屋裏などがすっきり片付き、今後の活用が楽しみな状態となりました。


今後は2月に、今回出来なかった分の掃除などを行い、3月25日(日)の「寺のまち回遊展」では、僕のイラストの展示ギャラリーとしても使おうかとも考えています。
2年前に引き続き、今年もこんな雰囲気の良い伝統木造建築でイラストの個展が出来るかもと思うと、今からワクワクしています。