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マル虫絵日記

イラストレーター マルヤマ ジュンのブログ

照れるコト

歌唱力の乏しい僕です。


息子くんとお風呂に入る時は、少しでも楽しくなるように工夫しています。

それで、歌を歌うわけなのですが、僕は歌唱力がありません。
はっきり音痴だと自分でわかるくらいです。
なので、人前ではあまり歌わないのですが、息子くんなら、まだ歌の上手い下手がわからないだろうと思い、歌を披露します。
しかし、歌っている時に息子くんにマジマジと見られてしまうと、やっぱり恥ずかしくなってしまうのです。
音程外れてるのがばれちゃったかなとか、歌詞が間違っているのに気付いちゃったかなとか、色々考えてしまうのです。
当の息子くんは、たぶん僕の歌など真剣に聞いていなくて、風呂上がりの一杯でも考えているのでしょう。
あと、心配なのは、僕の下手な歌のせいで息子くんも音痴にならないかです。


そんな僕が、なぜそうまでして、歌を歌うのかと言うと、嫁さんが息子くんとお風呂に入る時に歌を歌っているので、息子くんが僕と風呂に入る時に、嫁さんよりつまらないお風呂だと思われないようにしたいからです。
というより思われたら悲しいからです。
子育ては夫婦のチームワークが大事ですが、それと表裏一体でライバルでもあるのです。
人に好かれたいのは人の性(←さが ってこの漢字ですよね?)。
自分の子供ならば、なおさらなのです。