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マル虫絵日記

イラストレーター マルヤマ ジュンのブログ

現代版シリーズ最終回

ちょっと、むかしむかし。
おじいさんとおばあさんが住んでいました。
ある日、おじいさんが竹藪へ竹を取りに行くと…。
黄色くきれいに光る竹が。



(以下、本編と同様の内容のため省略)



それから、20年。
かぐや姫は、それはそれは、きれいな女性に成長しました。
近所でも噂の的です。
近所のおばさんA:「あそこの娘さんは器量がいいわー。」
近所のおばさんB:「きっと学校でもチヤホヤされてるんでしょうねー。」
近所のおばさんC:「まあ私だって20年前は…。(以下、長いので省略)」





それから、さらに20年。

かぐや姫は、それはそれは、立派な中年になりました。
近所でも噂の的です。
近所のおばさんA:「あそこの娘さんまだ家に居るわよ。」
近所のおばさんB:「えっ。あの娘、月へ帰るって噂じゃなかった?」
近所のおばさんC:「まあ私だって20年前は…。(以下、長いので省略)」



すっかり、おじいさんとおばあさんの家で年を重ねてしまったかぐや姫
結局、月へは帰らずにおじいさんとおばあさんの家で、のんびり末永く暮らしましたとさ。
おしまいおしまい。





教訓
いつの時代も、噂話はなくならないものです。安易に噂話を信じるのはやめましょう。





さて、現代版シリーズも最終回を迎えました。
今回も深い意味はありません。教訓も教訓ではないです。
噂では、次回作を思いついたら再開するかもしれないようです。
おしまおしまい。