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マル虫絵日記

イラストレーター マルヤマ ジュンのブログ

我が家のご紹介


どうも、遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。


大量の段ボールに入っていた荷物もだいたい片付きました。
やっと、色々なものがあるべき場所に収まり、新しい家での生活も徐々に慣れてきました。
広くなったリビングでは、息子くんが存分にプラレールを広げて楽しんでいます。
僕は、家事がしやすくなり、随分と家事のストレスが減りました。


さて、そんなわけで「リノベーションの結果こうなったよ」的な家の様子を紹介したいと思います。リノベーション以前の写真をしっかり撮っていなかったので、改修の前後での変わり方がわからないので申し訳ないのですが、とりあえずアフターだけでも見ていただければと思います。



まずは、洗面所です。
丸っこい水栓とタイルが良い感じです。壁の珪藻土塗りや鏡の周りの板張りとカウンターを自分で作りました。珪藻土を塗るのは初体験でとても大変でしたが、色々勉強になり楽しかったです。しばらくしたらトイレの壁も珪藻土で塗りたいと思います。



続いて、玄関です。
前の玄関より土間の部分を広げました。木の板の貼ってある扉は僕の仕事部屋の扉です。この部屋には、廊下から玄関の土間にある切り株をピョンピョンと渡って部屋に入ります。なので、家の中なのに「離れ」のような感じになっています。仕事のオンとオフの切り替えにも役立ちそうです。



最後に、台所と食堂です。
足場板を古材風に再利用した板を貼った作業カウンターの一角と珪藻土の壁は、小さなカフェのようで家の中でも一番のお気に入りの場所です。ダイニングテーブルは工事業者さんからいただいたタモの集成材2枚をつなぎ、アイアンの足を取り付けて僕が作りました。ルーターで角の面取りをしたり蜜蝋ワックスで磨いてあったり、手の込んだテーブルになっています。このテーブルに合う椅子を、今日見つけてきたので、来週家に届くのが楽しみです。


最近は、中古住宅のリノベーションが流行っていますが、リノベーションは自分や家族が使いやすく好みの素材やデザインを取り入れることが出来る良い面と、中古ならではの制約や気をつける点などもあり、そういった事を踏まえながら、うまく設計に取り入れると、新築にはない味のある住まいも実現できるのかなと思います。
あと、自分で色々作ったりしてみたいという人にもリノベーションは楽しめるかもしれません。


今回、自分の家づくりを通じて、僕自身がデザインする側になったり、作る側になったり、色々な経験が出来ました。今後は、まちづくりで関わる他の建物の改修などにも役立てることが出来るのではないかなと思っています。
そういう意味でも、自分の家づくりは良い体験でした。


とりあえずは、息子くんが新しいムクの床に、悪気なく傷をつけていくのをハラハラしながら見守っていこうと思います。
それでは、今年もよろしくお願いいたします。