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マル虫絵日記

イラストレーター マルヤマ ジュンのブログ

お食い初め

パクパクモグモグという音は実際にはしませんよね、僕です。


地震の前の話題になりますが、息子くんの「お食い初め」をしました。
お食い初めとは、生後100日の子供の成長を祝い、一生食べ物に困らないようにとの願いを込めて、子供に食事の真似をさせる儀式です。
一般的には、祝い膳とよばれる料理(尾頭付きの鯛、赤飯、お吸い物、紅白の餅など)を用意して、両親が子供に食べさせる真似をしてあげます。また、地域によっては、地元の神社から歯固め石を持ってきて、その石を食べる真似に使うところもあるようです。
新生児は、個人差があるようですが、早い子は生後100日ごろに乳歯が生えてくるそうで、離乳食への移行準備の意味もあるようです。


ということで、息子くんも生後100日を迎えたので、尾頭付きの鯛や赤飯、お吸い物を用意して「お食い初め」をしました。
もちろん息子くんは、まだ歯も生えていないので食べる真似だけです。結局のところ、僕ら夫婦がおいしい鯛を食べられるお得な儀式となりました。



一生食べ物に困らないようにとの願いもむなしく、近所のスーパーは今も品薄状態が続いています。まあ、息子くんは母乳だから特に問題はないのですが。
野菜や牛乳が放射性物質の危機にさらされ、水道水までもが危ないような情報も流れている現在、子育てとーちゃんとして悩みの種は尽きません。