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マル虫絵日記

イラストレーター マルヤマ ジュンのブログ

アトオイ

男であることの寂しさを実感している僕です。


最近の息子くんは、大好きな嫁さん(ママ)の後を部屋中、どこでも追っかけています。
それも、かなりのしつこさで、です。
それこそ、トイレまで追いかけていく程です。
そんな様子を僕は、寂しく眺めているのですが…。

ガーーン!!
まさかの、チラ見。
そんな時、僕は声を大にして、息子くんに言いたいのです。




「キミのオムツを何回交換してあげたと思っているの!!」
「キミを何回お風呂に入れてあげたと思っているの!!」
「キミを何回僕の腕の中で寝かせてあげたと思っているの!!」




そんな、空しい僕の気持ちなど知る由もなく、今日も息子くんは嫁さんの後追いを続けています。


その理由を考えてみたところ、最近、息子くんが卒乳したことが原因なのではと。
これまで、授乳の度にママとのスキンシップや気持ちのやり取りをしていた息子くんが、卒乳を迎え、その甘えていた時間がなくなり、心のどこかで寂しく思っているために、ママへの気持ちを持て余しており、このしつような後追いにつながっているのではと思います。
これまで、僕も息子くんの世話はしてきましたし、それは最近でも特に変わることなくやっているので、僕が特段に息子くんと疎遠になったわけではなく、息子くんが食事によって日々の栄養を補給し始め、それにより自然の流れで卒乳になった最近の時期と、息子くんの後追いが始まった時期が重なるため、このような結論になりました。


おかげで、最近は僕とのお風呂の時すら、ママと離れることを嫌がるようになってしまい、寂しさと共に嫉妬さえしてしまいそうです。
息子くんが、授乳がなくともママとの気持ちが通じていると気がつくまでは、もうしばらく、この調子は続きそうです。
そして、そのことに気がついた時に、息子くんはまたひと回り成長するのでしょう。


ちなみに、息子くんは嫁さんが傍にいると、僕と積極的に遊ぼうとしてきます。
でも僕と二人きりは嫌らしいです。
うーん、寂しい。