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マル虫絵日記

イラストレーター マルヤマ ジュンのブログ

ひいおばーちゃん

これも一つの親孝行かな、僕です。


先週の土日を利用して、長野のおばーちゃんの家に行きました。
僕にとっての、おばーちゃんなので、息子くんにとっての、ひいおばーちゃんになります。
ひ孫が来るのを楽しみにしてくれていたようで、いっぱい遊んでもらった息子くんですが。

ひいおばーちゃんに抱っこしてもらった息子くんなのですが、最近の掴み癖が激しい息子くんは、ひいおばーちゃんの首の皮が気になったらしく、ギューっと握ってしまいました。
傍で見ていた僕と嫁さんは、とても焦りました。
というのも、息子くんの握力はかなり強くて、加減を知らないため爪を立てて力いっぱい握ってくるからです。
ひいおばーちゃんは笑っていましたが、僕と嫁さんは冷や汗ものでした。


それにしても、94年の人生を生きるひいおばーちゃんと、まだ半年しか人生を知らない息子くんが一緒に居る風景は、なんだか世代を超えて受け継がれる人の歴史を垣間見るようで、とても感動的でした。
息子くんにとっても、ひいおばーちゃんに抱いてもらったことは、大きくなってから頭では覚えていないかもしれませんが、体にはその温かさが記憶として伝わっていることでしょう。



今回のことを僕が同じように体験をするには、息子くんの子どもの子どもに会わなければなりません。
ああ、果てしないです。
まったくもって想像がつかないですが、いつか息子くんが僕にひ孫を会わせてくれることを楽しみにしたいと思います。