寝言では滑舌の良い僕です。
ある朝、嫁さんから言われました。
「悩んでるの?」
何にかと思ったら、昨夜の寝言についてでした。
大きな声でハッキリと言っていたので、嫁さんは覚えていたらしいのです。
確かに、つむじ周辺の薄さが気になったり…。いやいやいや。
しかし、その日は頭皮に関する夢など見た記憶もないのに、なぜあのような寝言が出て来たのでしょう。
しかも、その後の寝言が
「やっぱりカーディガンを買っておけばよかった。」
らしいです。
寒い寒い冬の日に外を歩いていたら、頭がスースーする感じが。ショーウィンドウに写る自分を見ると、髪も枯れ枝のごとく、冬の風になびいています。
ああ、寒い。
せめて、体だけでも温かければ。そういえば、さっきのお店でカーディガンが売っていたような。ああ、なぜあの時カーディガンを買わなかったのか。深い雪に埋もれるように、後悔の渦に飲み込まれていく…。
というような夢だったのか。
追記
実は、今回の4コマで50本目になります。
コツコツと描いて、とうとう50になりました。
面白いか、面白くないかは別として、よくやったなーと思います。
それにしても、記念すべき50本目がハゲのネタとは、悲しすぎます。